第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019)

高齢者のスポーツ・文化等の総合的な祭典である全国健康福祉祭(ねんりんピック)が、令和元年11月9日(土)~12日(火)の間、和歌山県で開催されました。

全国健康福祉祭は、厚生省創立50周年に当たる昭和63年から毎年都道府県・指定都市持ち回りで開催されているもので、ゲートボールやペタンクなど高齢者に親しまれているスポーツから、囲碁・将棋・健康マージャンといった文化的な種目まで、交流を目的に幅広い競技が行われるのが特徴です。

また、福祉・生きがい関連イベントとして「わかやまねんフェスタ」が開催され、全国老人クラブ連合会と和歌山県老人クラブ連合会の主管による「地域文化伝承館」が下記のとおり開催されました。

地域文化伝承館

全国健康福祉祭(ねんりんピック)の関連イベントとして、高齢者が長年培ってきた豊かな経験・知識・技術を活かして取り組んでいる様々な地域文化・生活文化の伝承活動を実演・展示し、各世代との交流を図るともに、地域に伝わる民俗芸能・郷土芸能や老人クラブ等が日ごろ取り組んでいる多彩な健康・生きがいづくり活動を紹介・発表することにより、老人クラブをはじめとする高齢者の活動への理解を高めることを目的として実施されました。

主催

厚生労働省、和歌山県、一般財団法人長寿社会開発センター、
ねんりんピックわかやま2019実行委員会

主管

公益財団法人 全国老人クラブ連合会
一般財団法人 和歌山県老人クラブ連合会

期間

令和元年11月9日(土)~11日(月)の3日間

会場

和歌山ビッグホエール 和歌山市手平2-1-1

内容

  1. 老人クラブによるブース出展:14団体
    (地域文化伝承活動、郷土芸能等の展示・実演・交流体験)
  2. 老人クラブによる活動発表(ステージ出演):23団体
    (踊り・体操・合唱・演奏等)

その他


「地域文化伝承館」盛大に開館

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登壇者(左から)
安達スポーツ庁健康スポーツ課長、金井長寿社会開発センター事務局長、宮本県福祉保健部長、
諏訪園厚労省大臣官房審議官、清家全老連会長、赤阪県老連会長

令和元年11月9日から11日まで和歌山ビッグホエールを主会場として開催されたねんりんピックの関連イベント「わかやまねんりんフェスタ」において、全国老人クラブ連合会、和歌山県老人クラブ連合会が主管する「地域文化伝承館」が盛大に開館されました。

合同オープニングセレモニーでは、「わかやまねんりんフェスタ」の主催者を代表して宮本県福祉保健部長が、「地域文化伝承館」の主管者を代表して、清家全国老人クラブ連合会会長が挨拶を行いました。式典の最後に、赤阪県老人クラブ連合会会長が開催宣言を行い、三日間の幕が開きました。

式典後は、オープニングを飾るステージとして、和歌山県の無形民俗文化財である和歌山市の「木ノ本の獅子舞」が披露され、空中での迫力ある勇壮な舞は、会場に詰めかけた大勢の観客を魅了しました。

3日間の出演ステージには23団体、出展ブースには14団体が参加し、老人クラブの会員が日頃取り組んでいる成果を披露することができました。期間中、和歌山ビッグホエール会場を訪れた全体の観客は、のべ約27万3千人で大盛況のうちに終了しました。

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清家全老連会長

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赤阪県老連会長

大勢の観客を魅了したオープニングアクト「木ノ本の獅子舞」

 


 

閉館式で次回開催県の岐阜県に伝承館旗を引き継ぎ

nenrin2019_after11.jpg伝承館最終日の11月11日(月)に閉館式が行われ、本県から赤阪会長、中尾副会長、玉置副会長、佐原副会長、岡副会長、岐阜県から木村会長、小塩事務局長が出席しました。

赤阪会長の閉館の挨拶に引き続き、小塩会長から次回開催の決意を込めたご挨拶を頂戴した後、伝承館旗が本県から岐阜県に手渡されました。

最後に本県の中尾副会長の発声に合わせて全員で万歳三唱を行い、3日間の幕を閉じました。

この2年間、会員の皆様をはじめ多くの関係の皆様に多大なご協力を賜り、無事伝承館を成功裏に終えることができました。あらためて厚く御礼を申し上げます。(赤阪会長)

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中央 (左)赤坂会長 (右)岐阜県木村会長

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